【映画】アナと雪の女王を見てディズニーアニメーションに圧巻された
3月の公開から早くも2ヶ月のロングラン「アナと雪の女王」
主題歌「Let It Go」も話題になってサントラも売れている様子。
アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック -デラックス・エディション- (通常盤)(2枚組ALBUM)
- アーティスト: V.A.
- 出版社/メーカー: WALT DISNEY RECORDS
- 発売日: 2014/05/03
- メディア: CD
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実際に見た人からもあまりにも良い評判しか聞かないので、遅まきながら見てきました。
鑑賞準備
この作品、見るにしても2D or 3D、字幕 or 吹替 の4パターンの上映方式があるのがこの作品の悩みどころ。
個人的には3D字幕は文字が浮いていて読みづらいのが難点だと思っているのですが、
本作に関しては何度も映画館に見に行った友人から3D字幕版で見ろとのアドバイス。
最寄りの映画館は3Dは吹替しか上映してないので都心に繰り出して鑑賞。
デートスポットで一人でディズニー映画ってなかなかハードル高いっすなぁ
映画の感想
前置きが長くなりましたが、以下のような点でディズニーアニメーションの完成度に感動しました。
・音楽と映像の融合
美女と野獣、リトルマーメイドに代表される歌と映像の一体感。
これを自然に表現ができるのが、ディズニーの優位性なんだよな。
・美麗なCG
過去のピクサー作品でも表情豊かなキャラクターが出ていましたが、
雪や氷など表現力は脱帽もの。人物が見えない空撮シーンだと実写さながらであります。
・資金力
相当お金と人をかけて作ってるのがよくわかります。
日本の映画だと資金的にも技術的にも足元に及ばないなと思わされた。
ジャパニメーションとかクールジャパンとか言ってる場合じゃないですよ、これ。
なお、映画のストーリーは、氷に閉ざされた魔法を解くために魔法をかけた姉エルザを追いかけるという王道でわかりやすいもので、映画を鑑賞するのに邪魔になりません。
(以下、ネタバレあり)
アナと雪の女王では、ディズニー映画にありがちなプリンセスストーリーを崩してます。
具体的には、アナの心臓にかかった氷の魔法を解くための「真実の愛」が男性との恋愛ではなく、姉エルザがアナを心配する家族愛であったというもの。お姫様(女性)は王子様(男性)の庇護のもと幸せに暮らしました、という価値観が、次期アメリカ大統領選は女性候補となると騒がれている現在の世相とはずれているのでしょうかね。
(おまけ)同時上映の「ミッキーのミニー救出大作戦」も面白い。
蒸気船ウィリー時代のオールドミッキーとフルCGのミッキーがスクリーン越しに行き来するドタバタ活劇。これを3Dで見るためだけに映画館に行ってもいいレベル。面白いと思ったら、製作総指揮がジョン・ラセター(トイ・ストーリー監督)なのかよ…恐れ入りました。