【映画】四十九日のレシピ
11/9から公開中の「四十九日のレシピ」を見てきました。
映画は好きなのですが、実はこういうヒューマンドラマって苦手なジャンル。
なので、あまり期待せずに見たのですが、……いい意味で期待を裏切られた!
もちろん主軸は、ヒューマンドラマです。
突然亡くなった母 乙美の遺言に従って四十九日の大宴会を開くというストーリー
永作博美演じる娘百合子は、後妻で血のつながりがない家族。
そして、自身は不妊の末に浮気をされて傷心の末に実家に帰宅。
そこで見たのは、石橋蓮司演じる父親 良平とロリータファッションに身を包んだイモ(二階堂ふみ)。
乙美先生に四十九日の大宴会をやるように頼まれた!と話し、
日系ブラジル三世のハルと共に4人で四十九日の大宴会をやることになる。
永作博美の大人しいながらも迫力がある演技や
ブラジル国旗の服を見に纏った石橋蓮司など面白い演出も見所ですが、
伏線の張り方や時間軸の切り替え方がうまく、最後まで飽きずに見ることができました。
不妊、浮気、世間体、イジメ、家出など様々なコンプレックスがある中で
それでも誰かと関わりながら生きているんだなぁ、というのを考えさせられる一本でした。
邦画はあまり見ないこともあり監督のタナダユキさんを始めて知ったのですが、
蒼井優主演の「百万円と苦虫女」の監督や「さくらん」の脚本をされてる方なんですね。
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