私的 SF映画ベストテン
SF映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ! 〜SF映画ベストテン受付中〜
こんなホッテントリーに魂に火をつけられた。
(はてなブログってトラバ機能がないのではてぶ貼り付けで代替)
0.そもそも「SF映画」ってなんだろう?
SF映画(エスエフえいが)は、SF(サイエンス・フィクション)をモチーフにした映画。宇宙人の襲来、宇宙戦争、海底探検、タイムマシンなどの題材がよく扱われる。
SFは現在の世界とは違う作品世界を、社会的、文化的、技術的な考証を元に構築するが、SF映画では非現実の世界を映像で実現する事と、一般大衆を対象にした物語が要求され、作品世界の背景を解説するより、映像的な驚きに主体を置き、勧善懲悪の物語の作品が多い。
広義のSF映画だと、史実作品以外全部SFになるんじゃないかという気がするな。
ここでは、一般的な「科学」、「宇宙」、「近未来」に絞ろうと思います。
あと、下記の2ルールを追加しています。
- シリーズ物は最も好きな一作品だけあげることとしています。
- 1人の監督で一作品に絞りました。
それではランキング発表
10位:マトリックス(1999年 監督 ウォシャウスキー兄弟(当時))
いきなりのベタなSF。日本のアニメ・マンガの影響を受けているのが端々に感じられる。
日々の生活が全てコンピューターが作りだした世界、という導入から驚かされた。
特撮効果も印象的。オープニングや武器を選ぶシーンが印象的。
スローで弾丸をよけるシーンは皆が真似をしたよね。
9位:A.I.(2001年 監督 スティーブン・スピルバーグ)
鬼才スタンリー・キューブリック監督が鬼籍に入った際に残されていた脚本を基に作成された作品。愛することを命じられたが愛されないまま捨てられたデイヴィッド(ハーレイ・ジョエル・オスメント)の旅。スピルバーグ版も面白かったのだけど、キューブリック監督だったらどういう結末にしたのか、そんなことを考えてしまう作品です。
8位:猿の惑星(1968年 監督フランクリン・J・シャフナー)
たぶん生まれて初めて見たSF。当時小学生にはラストシーンが印象的すぎてドキドキした。
リメイクは2001年公開のティムバートン版Planet of the Apesしか見てません。
7位:アバター(3D) (2009年 監督 ジェームス・キャメロン)
未知の惑星を3Dを体験できるSF映画としてランクイン。
3Dだと字幕が見づらいのでちょっと困った記憶があるけど、
映像の美麗さに飲みこまれて満足した。
6位:映画ドラえもん のび太の日本誕生(1989年 監督 芝山努)
ここでまさかのドラえもん。
タイムトラベルは言わずもがなクローン技術でペガサスを作ったり、これはSF映画ですよ。
5位:フィフス・エレメント (1997年 監督 リュック・ベッソン )
レオンのリック・ベッソンのSF映画。映画館で観たのだけど、街中を飛び交う車、奇抜な音楽・ファッション・登場人物。どれをとっても度肝を抜かれた。
リールー役のミラ・ジョヴォヴィッチとリュック・ベッソンは結婚してたんだよなぁ。
4位:博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか (1963年 監督 スタンリー・キューブリック)
スタンリー・キューブリック監督から1作。2001年宇宙の旅と悩んだけど、こっちの方が好きなんだよなぁ。(時計じかけのオレンジはSFではないと判断)
冒頭に出る「映画はフィクションであり、現実には起こりえない」という注釈がつけられてしまうほどキューブリックの狂気をまとっている作品。
独裁でもルールに従っても人間はバカな決断をするんだよ、というアイロニカルに描いている。
ピーター・セラーズの3役の熱演もすごい(というか同じ人だと気がつかなかった。)
3位:ブレードランナー(1982年 監督 リドリー・スコット)
実は今年初めて見ました。そして、もっと早く見ておくべきだったと後悔した映画。
今のようにSFX全盛でない中で製作された未来の街は必見。
強力わかもとのネオンがまた妙なリアルに感じてしまうのかもしれない。
ファイナルカット版がまだ未見。消化しないと…。
2位:スターウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還 (1983年 監督 リチャード・マーカンド)
スターウォーズから1作品。エピソード4、エピソード3 と悩んだけど旧三部作のクライマックスに1票。
いまさら知ったけど、ルーカスはエグゼクティヴ・プロデューサーで監督ではなかったんだね。最終対決のシーンでのベイダー卿が親心を取り戻したシーンは感動。一生懸命子育てしたもんねぇ(違)
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1位:モンスターズインク(2001年 監督 ピート・ドクター)
モンスターは子供を恐がらせるのはエネルギーを集める仕事であって、本当は子供が恐ろしいものであるという設定で我々の「常識」を壊される。
でもその彼らの「常識」も実は間違った常識で、その常識に従って子供からエネルギーを絞りとる誤った策を講じているし、子供を笑わせることでより大きなエネルギーを得られるということに気がつかない。
感動作としても名作なのだけど、根底に流れる世界観に引き込まれたマイベストSF映画です。