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酒と飯と映画とその他

東京都美術館 レオナルド・ダ・ヴィンチ展

GWというわけではないのだけど、上野で開催中のレオナルド・ダ・ヴィンチ展に行ってきました。

http://www.tbs.co.jp/leonardo2013/

 

レオナルド・ダ・ヴィンチ展という名前ではあるが、レオナルド・ダ・ヴィンチよりもその弟子などの作品が多かった。

また、絵画よりもメモ書きなどの展示が多いので、モナ・リザ最後の晩餐などの絵画を期待してくると大外れである。

 

個人的には、レオナルド・ダ・ヴィンチの直筆のメモを見れたことに感動。

他人に読まれないために、左手で鏡文字で書いていたというのは有名なエピソードだが、父親向けの手紙はちゃんと右手で読める文字で書いているあたりに人間味を感じた。

そのほかにも、弧状における入射角・反射角の研究(パラボラアンテナの原理)、幾何学の研究の様子や、彼が所蔵していた愛読書としてイソップ物語、マルコ・ポーロの東方見聞録、ユークリッド原論などが展示されているのに歴史的な繋がりを感じれたので、値段以上の価値はあったかな。

たまには、趣を変えて美術館巡りも良いものだ。